ScHoolboy Qがギャングスタラップにリアルを感じない若者が増えていることを語る・・・「ストリートに出てドラッグを売ったりとか、そんなのはなくなった。インターネットの時代だからだ。何でもネットで済む」
2014/03/05 15:44
「ギャングスタラップに現実味を感じない子が増えている。
ストリートでのギャングの行動をラップしても、その状況を呑み込めないんだ。
パソコンの前で生活しているからだ。
オレはGame(ゲーム)と50(50セント)がビーフをやめたあたりから、ギャングスタラップがなくなったと思う。
それ以降に出たラッパーは、みんなギャングスタとは無縁だ。
実際最近の子は、昔のギャングがしたような行動をしない。
ストリートに出てドラッグを売ったりとか、そんなのはなくなった。
インターネットの時代だからだ。
何でもネットで済む。
ラッパーにだってネットでなれる。
自分の曲をYoutubeにポストして、広まれば有名になる。
ゲームもパソコンでやる。
欲しい服もネットで買う。
今は何でも家から出ずに済ますことができる。
そんな子にギャングの話をしても、よく分からないよな」
ギャングを引退し、プロのラッパーになったQだが、
「今のオレの毎日は面白みがない。
インタビューを受けて、ショーをやって、プロモーションをしたり、そんな毎日の繰り返しだ。
そこからインスピレーションを受けて音楽で表現したくなることはないな。
いずれ来るだろうけど、今はまだない。
ギャング後の話をするのは、もう少し"今"に慣れてからだ。
それに、まだまだ話すべき昔の話がたくさんある」
と、しばらくはできるだけ今の子にも伝わりやすい表現で昔の話を続ける考えを明かしている
【moluv】