Pharrellが1stアルバムでの失敗を糧に「G I R L」に辿りついたことを告白・・・「作品を作る時は意義が大切だということを理解してなかった。オレのやり方やテーマが必要なのに、あの時はそれが分からなかった」
2014/02/28 17:42
「特に目的やメッセージがなく、あのアルバムでは自分のエゴを書いた。
カネや華やかなライフスタイルをテーマにしたリリックが多かった。
正しくない心情の中で制作していたんだ。
作品を作る時は意義が大切だということを理解してなかった。
あれじゃ、ただの自慢話だ。
Jay(ジェイZ)とかPuff(ディディ)とか、他の人への憧れがあったんだと思う。
でも人のやり方ではダメなんだ。
オレのやり方、オレのテーマが必要だったんだけど、あの時のオレはそれが分からなかった。
何か違うのを出さないといけないというのは分かっていた。
『自分の音楽に意義を注入しないといけない』てね。
でも分からなかったんだ。
2008年から最近まで、ずっとそれを求めていた。
『自分のやることに意味を持たせなきゃ』と、ずっと考えてたんだ」
その末に辿りついたのが今回の2ndアルバムだが、タイトルを「G I R L」にした理由については
「オレは多くの女性のサポートのお蔭で生きている。
だからこのタイトルにしたんだ。
この世に女性の存在なしで生きている人間は1人も居ない。
女性が『イエス』と言ってくれるから、オレたちは生まれ、生活することができる。
女性の返事ひとつで経済も破滅するよ。
女性が働くのをやめてごらん。
仕事場で、そして家庭で。
女性が『ノー』と言えば、人類の種をたやすことだってできるんだ」
と、女性への感謝や存在の大きさを謳った内容であることを明かしている
また、Power105の「The Breakfast Club」に出演した際には、3人の女性を並べたアートワークについて一部で「黒人女性がいない」と批判する声が挙がっていることを聞かれると、
「早とちりした人が居るのがとても残念だ。
一番奥に居てオレの隣に写ってる子は黒人なのに。
ウィスコンシン出身の子で昔、10年、12年前かな、オレが付き合ってた子だ。
皮肉な話だよね。
アルバムを聞いてくれたら、このアルバムでオレが何を言いたいのかが分かってくれると思う。
全ての女性へのメッセージだ。
オレは皆の意識を変えたい。
痩せた白人女性が美しいという多くの人の中に根付いているクレイジーな尺度を変えたいんだ」
と返している
【moluv】