玄人受けするコラボを連発するプロデューサーApollo Brownが共演の基準を語る・・・「プロデューサーとして妥協をせずに精進した結果、ベテランも新人も関係なく、自分が本当に好きなアーティストと仕事ができるようになった」
2014/02/20 16:01
00年代後半からリリースしたビート集やアルバムが評判となり、2012年にはD.I.T.C.のOCとアルバム「Trophies」を、2013年にはGhostface Killa(ゴーストフェイス・キラー)とのプロジェクト「The Brown Tape」、そして今年1月にはPlanet Asia(プラネット・エイジア)とのEP「Abrasions: Stitched Up」をリリースするなど、玄人をうならせるコラボ作品を連発しているが、アーティストとの共演の基準を聞かれると、
「プロデューサーとして妥協をせずに精進した結果、ベテランも新人も関係なく、自分が本当に好きなアーティストと仕事ができるようになった。
オレはカネでアーティストと仕事をしない。
またアーティスト、もしくは人間としてリスペクトできない人とも仕事をしない。
それまでの作品や相性を考え、一緒にクラシックな作品を作れそうなアーティストと仕事をするんだ」
と語っている
また地元デトロイトの音楽シーンについては
「デトロイトは個性と感性に溢れている。
土地、気候、歴史といい音楽を作る下地も揃っている。
良いヒップホップを求める人も多いしね。
プロデューサーにしろ、MCにしろボーカリストにしろ、まだまだデトロイトから新しい才能が出てくると思う。
この街の人間であることを誇りに思うよ」
と、ポテンシャルを秘めた街であることを強調している