T.I.がギャングスタラップの需要を語る・・・「今は多くの人がギャングスタ・ラップの面白さを忘れている。人生の危険な側面を観る時のエキサイティングな感覚。初めて『Boyz In The Hood』を観た時の感じだ」
2014/02/04 15:26
2014年の自身の音楽の方向性を問われると、
「今は多くの人がギャングスタ・ラップの面白さを忘れている。
人生の危険な側面を観る時のエキサイティングな感覚。
ワクワク感。
初めて映画『Boyz In The Hood』を観た時とか、2Pac(2パック)の『All Eyez On Me』を聞いた時の感じだ。
音楽のディレクションやポジションが変わったからな。
今の方向性が悪いと言ってるわけじゃない。
凄くいいと思う。
だけど、皆が聞きたがるもう1つの側のストーリーもあるだろって話だ」
と、Drake(ドレイク)やJ.Cole(J.コール)、Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)といった健全なストーリーテラーが主流を占める今だからこそ、ギャングスタ・ラップの需要があるとする考えを語った
また今週受けたDJ Whoo Kid(DJフーキッド)とのインタビューでは、Kendrick Lamarが今年のグラミーで無冠に終わったことについて言及し、
「Kendrickに賞を与えるべきだったと思う。
Drakeにも何かを与えるべきだった。
KendrickとDrakeは間違いなくこのカルチャーにとって重要な音楽を作っている。
Macklemore(マックルモア)もそうだ。
Macklemoreが受賞に相応しくないと言ってるわけじゃないんだ。
彼は受賞に値するアーティストだ。
オレが言いたいのは、Kendrickにも何かを与えるべきだったということだ。
全部をMacklemoreにやると、Macklemoreがヒップホップの全てということになるだろ?」
と、選考結果に不満を漏らしている