Twistaがシカゴで蔓延する若者による暴力の要因を分析・・・「若い頃は周りに一目置かれたいものだ。目立つ行動をして自分を他者に印象付けたがる。今はSNSがあるから、簡単にそれを見せられるし、目にすることにもなる」
2014/01/17 15:44
「シカゴは税金が高く、みんなカネに苦労をしている。
その上、若い奴らはやることがなく、互いを攻撃しあうんだ。
暴力や殺人自体は昔からあることだ。
だけど今と昔では状況が違う。
昔はソーシャルメディアがなかった。
若い頃は、自分のエゴを前面に出して周りに一目置かれたいと思うもんだ。
無茶や目立つ行動をして、自分を他者に印象付けたがる。
皆がそれを競うようにやるわけだけど、今はソーシャルメディアがあるから、簡単にそれを見せられるし、目にすることにもなる。
だから、より過激になっているところがあると思う。
それがソーシャルメディアの負の側面だ。
何でも良い面と悪い面がある」
またそのシカゴの若手ラッパーChief Keef(チーフ・キーフ)とプロデューサーYoung Chop(ヤング・チョップ)について聞かれると、
「あの2人は今のホットな音楽を作っている。
彼らは、いや彼らだけじゃなく最近のシカゴの若いラッパーは、この街で起きていることをテーマにラップをしている。
つまり暴力だ。
暴力が蔓延する環境で育ってるからな。
だけどみんな勘違いをしている。
オレはChief Keefには何度か会ったが、普通に音楽をやってる若者だ。
いつもどこかの家やスタジオで音楽を作っている。
彼自体は普通に音楽をやってるけど、周りがトラブルを運んでくるだけだ」
とコメントしている