米・小売大手ターゲットが「Beyonce」のCD販売を行わない方針・・・「ターゲットはデジタル、フィジカルの分け隔てなく、どのフォーマットも同じタイミングでリリースされることを強く望みます」
2013/12/19 20:39
米iTunesでの初週セールスは61.7万ダウンロードで、2006年に「B'Day」で記録した54.1万枚(当時はほぼCD)を上回るキャリア最高の初週セールスとなっている
なおBeyonceは今回のアルバムで「デビュー以来5作連続でBillboard 200 1位」という快挙を成し遂げたが、これはDMXとThe Kingston Trio(フォークグループ/1958年から60年にかけて記録)と並ぶ大記録で、女性アーティストでは史上初となる
しかし音楽界のトップアーティストBeyonceの取った画期的な手法を歓迎しない向きもあり、米・小売り大手ターゲットは米時間の20日に発売される「Beyonce」のフィジカル版(CD/DVD)を同チェーンで販売しないことを発表した
ターゲットは2012年にFrank Ocaen(フランク・オーシャン)が「Channel Orange」をiTunesで先行リリースした時も同タイトルのCD販売を見送っているが、今回もBillboardの取材に対し
「ターゲットはデジタル、フィジカルの分け隔てなく、どのフォーマットも同じタイミングでリリースされることを強く望みます」
と、iTunesでの先行販売に抗議する姿勢を示している
なお、同じく小売大手のウォールマートはフィジカル版「Beyonce」販売の方針を早々に発表している