Pharrellがここに来てキャリア最大のヒットを連発していることへの戸惑いを語る・・・「自分が興味を持ち、理解してこれまでやって来たことがガラッとひっくり返った、そんな感じ」
2013/12/06 16:29

Daft Punk(ダフト・パンク) "Get Lucky"やRobin Thicke(ロビン・シック) "Blurred Linesの大ヒットが評価され、GQマガジンの「メン・オブ・ザ・イヤー」号で"ヒットメイカー・オブ・ザ・イヤー"に選出されたPharrell(ファレル)が、Complex.comの特集に登場
ここに来て突如キャリア最大のヒットを連発し、世界的ブレイクを果たしたことへの戸惑いを口にしている
「あんなにヒットするとは思わなかった。
信じられないよ。
自分でもうまく説明できない。
ちょっと想像して欲しい。
ファッションを学びに学校に入るとする。
そのうち自分が本当に好きなのがソックスだということに気付く。
この業界にはハイエンドファッションから、ストリートウェアまで沢山のデザイナーが居るけど、自分の関心はソックスなんだ。
他には目もくれず、とにかくソックスのことばかりを考え、それを得意とする専門のデザイナーになる。
周りからもソックスのデザイナーだと認識されるようになる。
そんな時に突然、天の声が聞こえるんだ。
『内側に手を突っ込んで、引っ張ってごらん』
とね。
そうして、裏返しになったソックスを目にするんだ。
それが最近オレにあったことだ。
オレはこれまで最先端に立ったことがなかった。
世界中の人たちがリクエストし、カネを払って購入し、聞いたり、ビデオを見たりするような、そういう巨大な音楽シーンのトップに立ったことなどなかった。
自分が興味を持ち、理解してこれまでやって来たことがガラッとひっくり返った、そんな感じだね。
それがオレの人生に起きたことだ」
また色んなアーティストと仕事をする上で共通したやり方のようなものがあるかを尋ねられると、
「仕事の仕方は相手によって変わる。
アーティストは一人ひとり違うからね。
皆に共通する決まったやり方みたいなのはないよ。
オレはそのアーティストの個性を大切にする。
対面したアーティストのフィーリングを受け取るんだ。
会話と同じだよ。
ただ、交わすのが言葉ではなくコードになるということだ」
と語っている
更に、久々に自身のソロアルバムを制作中であることを認め、
「ラップをするのは好きだけど、次のアルバムはラップなしでいこうと思う。
それが30歳と40歳の違いだ。
30歳のオレだったからラップをやったけど、今年で40だからね。
(『Clones』リリース時で30歳、『In My Mind』の時で33歳)
もうラップはしない」
と、ラップなしのアルバムにする考えを明かしている
【moluv】
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