48歳のわたしは、ジムに通ったり、ランニングや水泳などの激しい運動をせずに、2ヶ月で10キロの減量に成功しました。
前回は、ダイエットのために始めた16時間断食(オートファジーダイエット)の「定量的」な効果をお伝えしました。今回は、数字に表れない、ファスティングの「定性的」な効果やメリットについてお話しします。
本サイトには、わたしが「16時間断食」で使用した酵素ドリンクなどのアフィリエイトリンクが含まれています。推奨アイテムはわたしが実際に使って良かったものだけを紹介しています。
「酵素ドリンク×16時間断食(オートファジーダイエット)」の定性的効果・メリット:①デトックス
一般用医薬品や化粧品などを扱うクラシエは、16時間断食などの「ゆるファスティング」の効果として「胃腸が休まることで消化吸収の働きよりも排出する働きが強まり、不要な毒素や老廃物を減らす事ができ、デトックスできます」と説明しています。
実際、わたしは酵素ドリンク「優光泉」を飲む午前中にトイレに行く頻度が明らかに増えており、老廃物の排出が増えたことを感じています。
また、クラシエのWebサイトは「ゆるファスティング」5つのメリットとして、
- アンチエイジング
- 脳のパフォーマンスを上げる
- ダイエット効果
- 慢性的な疲労の解消
- 美肌効果
を挙げています。
前回のファスティングの定量的効果・メリット編で、16時間断食を始めて疲労や持病の腰痛が緩和されて健康体になった(上記のメリット④)とお伝えしましたが、妻からは「肌がきれいになった」と言われます。
わたしはスキンケアなどをしたことがなく、肌に関心があるわけでもありませんが、妻から言われるのでメリット⑤の美肌効果も出ているのだと思います。
この美肌効果は、特に女性にとって魅力的なポイントになるのではないでしょうか。
「酵素ドリンク×16時間断食(オートファジーダイエット)」の定性的効果・メリット:②行動意欲の向上
ダイエット前は始業の前後に身体を動かす気力が湧かなかったわたしですが、余分な脂肪が減って身体が軽くなったことでフットワークが軽くなったのか、行動意欲が高まり、ファスティング開始から2週間が経過した5月中旬から1日30分の散歩を始めました。
Fitbitのデータを見ると、
1月から4月までの1日の平均歩数が4,874歩で、5月から9月が8,923歩なので、1.8倍歩くようになっています。
特に強調したいのは、わたしは痩せようと思って歩き始めたのではなく、痩せたことで動きたくなって散歩を始めたということです。
慢性的に疲れていて面倒くさがりのわたしが、ファスティングを始めてから、忙しい日常の中でも歩くようになったという事実。この変化は、私にとって驚くべきことでした。
行動意欲の高まりは、16時間断食による大きな効果・メリットと言えます。
「酵素ドリンク×16時間断食(オートファジーダイエット)」の定性的効果・メリット:③味覚の正常化
ファスティングを始めて、塩分の強さを敏感に感じるようになりました。
それまで普通に食べていたものをしょっぱく感じるようになり、薄味でも美味しく食べられるようになりました。
胃が小さくなった影響もあると思いますが、薄味で少量でも満足できるようになって、これを続けることで健康的な食習慣を維持できると感じています。
外食や弁当・惣菜などを買う中食が多いと、強い味・濃い味に慣れ、薄味はもちろん、一般的な家庭料理の濃さでは物足りなくなるのではないでしょうか。
そうすると、家庭でも味付けが濃くなり、食べる量も増えるという悪循環になるのではないでしょうか。
味覚が正常になって、薄味でも美味しく、満足できるようになるというのも大きな効果・メリットだと実感しています。これによって、わたしは健康的な食生活が自然に続けられるようになりました。
「酵素ドリンク×16時間断食(オートファジーダイエット)」の定性的効果・メリット:④ファスティング後、「家族の絆」が深まった
これは行動意欲が高まったことに関係しますが、家族との時間が自然と増えました。
ファスティングを始める前のわたしは、休みの日は「自分の休息」に当てていました。平日より遅くまで飲んで「気」を休ませ、睡眠時間を長くとったり鍼灸治療を受けて「身体」を休ませていました。
16時間断食を始めてからはこれが一転します。
前回書いたように慢性的な疲れや腰痛が緩和されたことで「自分の休息」が必要なくなり、予定を立てて家族で出かけるようになりました。
今年の夏は、旅行、海、山、キャンプ、祭り……と毎週のようにイベントを入れて、子どもから「一番楽しい夏休みだった」の言葉をもらい、家族の絆がさらに強くなったことをあらためて感じました。
16時間断食(オートファジーダイエット)はダイエットではない
体重が減る以外の16時間断食の効果・メリットを、定量編と定性編に分けてお伝えしました。
ファスティングを始めて2ヶ月目に、体重の変動が3週間も止まる「停滞期」に直面してもやめなかった理由は、これらの効果・メリットがあったからです。
16時間断食を始めてしばらくして、これはただのダイエットではないと気づきました。ダイエットという言葉で表すには効果があまりに大きく、生活全般にわたってメリットがあります。
このブログには「ライフスタイルを変えたら劇的に痩せた話」というキャッチコピーが付いていますが、優光泉×16時間断食は単なるダイエット法ではなく、わたしの新たなライフスタイルとして定着しました。
減量はもちろん、その結果として得られた健康面や精神的な変化が、日々の生活に大きなプラスをもたらしています。
ダイエットを越えて、生涯続けるべきライフスタイルにシフトしたことで、停滞期にも迷うことなく続けられ、そして今も続けているのです。
次回は、16時間断食中の実際の食事メニューやお酒との付き合い方についてお話しします。お楽しみに!